このところ休みのない日々だ。昨日の日曜も一日本業で動いていた。今日はひさびさに予定が入っていない日であったので、どっか大きな銭湯にでも行って、休憩室と風呂を何時間もかけて往復して・・・。と自堕落なことを考えていたのだったが、こういう日に限ってこまごまとした用事は入ってくるし、こまごまとした仕事ははかどるのであった。
気がつくと夜の8時である。もうあまり遠くまで出かける気もしない。でもこのまま普通に忙しい日として終わるのは癪だったので、近所の銭湯に行った。
左京区というところは、異様に銭湯が多い所である。特に一乗寺地区の銭湯濃度は凄まじいものがあって、ラーメン屋が居並ぶ東大路を北上していくと、交差点毎にその奥の方に銭湯ののれんが見えるのだ。これを地図にすると
こうなる。これだけ銭湯があったら、各戸に風呂はいらないのではないか。
今晩は一乗寺方面には上がらず、元田中の方に南下。いきつけの東雲湯へ行った。もうちょっとぬるかったらいいのになあ、などといいつつ、やや空いている湯船の中で手足を伸ばした。極楽。帰りにはビールを買って歩き酒である。これもまた極楽。叡山電車の線路沿いに腰をかけて、口琴を持ってくればよかった、と思った。口琴があったら昇天だろう。
まあたぶんそんなに悪い一日ではなかったのだし、この調子でなら乗り切れるだろうと思う。明日に備えて、今日は寝ます。