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馬頭琴その他

■2月10日(火)
 午前中は子どもの学校関係のあれやこれやで四条烏丸の銀行まで出向いていろいろ。ジュンク堂書店で、子どもに頼まれていた本その他数冊を購入。
 夕方から会議。

■2月11日(水)
 今日は休日である。午前中は、家族で電器屋へ行った。洗濯機を品定めである。3万円台から20万円台まであってあたまがくらくらした。10年間働いてくれた洗濯機がうまく動かなくなって、メーカーのサポートに見てもらったら、「マザーボード」の故障だという。交換が必要だがもう製造していないので、買い替えた方が、という話である。どこか解せないものを感じつつも、同等品(3万円台)を物色したのであった。だいたいの方針を得、一段落。
 昼、近くの自転車店の前で、大原のUさんと待ち合せ。「大原道念音頭」の年代物のカセットテープをお借りする。これを譜面化し、踊りのイラストマニュアルを制作して、地元での子どもへの伝承に役立つものを作ってほしい、というのが今回の依頼である。盆踊りの導入も含めて3曲、道念音頭も集落毎にあり(メロディーは一緒)、どれだけを資料化するのか。最終成果はどのようにまとめるか(パンフレット化、報告書etc・・・)、盆踊りそのものをどうするのか(近年のPAシステムの排除云々)など課題は多いが、作業チームについてはなんとなくイメージできた。
 まずは、デジタルデータ化してCDーRにするところから始める。
 夕方から、堺町画廊でホーミーと馬頭琴の名手、岡林立哉さんのライブを聴きにいく。冷える京町家でモンゴルのスープをいただきながら鑑賞するというのも乙なもの。会場では、大阪のホーミーバーの常連の美人ワダコさん、エレキ馬頭琴等の制作も手がけられるオカポンさんなどと再会。岡林さんのライブは今回で3回目。いつもながらホーミーの堂々とした音量に驚く。アイルランド民謡や日本のフォーク(山之口貘/高田渡「生活の柄」など)も交えた柔軟な選曲。どの曲も馬頭琴がよく歌っていた。日本の楽器ではないのに独特の郷愁を感じさせるのは不思議だ。この楽器の装飾音も含めた歌い方が、日本のそれとよく似ているということなのだろうか。オルティンドーも馬子唄のようだし。
 お客さんは、地味な感じの大人の女性が過半を占めていたように思う。みんな演奏に耳を傾けていて身動き一つしない。同じ中央アジア倍音系ながら、先日の宇宙人おーちゃんのライブにいたような、煙のなかでゆらゆらと踊り続けるような人たちとは、まったく客層が異なるところが不思議ながら面白く思った。
 終演後、岡林さんからホーミーの手ほどきをいただいた。忘れていた基本を確認できた。スグットよりも、まず濁りのない大きなダミ声を、オープンに出せること。もっと自由に声を楽しもうと思った。
 帰り道、四条河原町の交差点でほんださとるさんと遭遇。肩から小さなアコーディオンを下げている。動物園に「サル温泉」を見に行ったとのこと。某M先生の逸話で大笑いしたりした。
 この日が子どもに残念な通知が一つあったのだが、帰った頃には立ち直っていた。みんなでひさしぶりの天ぷらを食べて、一日は終わり。なのになぜか夜更かし。

■2月12日(木)
 朝から亀岡市文化資料館へ。早朝の京都盆地は晴れていたが、老坂峠を越えると同時に濃霧。白い液体のなかを走っているような感じになった。亀岡盆地は別世界だと思った。
 文化資料館では、筏復活プロジェクトの記録映像を見せていただいた。併せて保津川下りの船頭さんで、京都大学東南アジア研究所の研究員でもある河原林さんに、天若湖アートプロジェクト本の原稿執筆のお願いをした。その後、地元NPO「プロジェクト保津川」の助成金ヒアリングに流れ的に同席。大変勉強になった。お昼になると、亀岡も暖かく晴れてきた。空気は湿気を含んでいて山々は柔らかく霞んでいる。うららかな盆地の春がやってくる。
 行き帰りの車内では一貫してホーメイの練習。脳みそがぐわんぐわんになる。
 午後は京都に戻り、レポートの採点をし、日吉地域の史資料を学内で漁った。屋上から桜色の夕焼けを見ながら、またダミ声の練習をした。「声を遠くに放る気持ちで」という岡林さんの言葉を反芻する。霞む西山の山並みの向うの盆地に、ダミ声を流し込んでいく。
 その後暗くなってから、山猫先生と暖かくなってきた一乗寺で歩き酒をした。帰宅してから「大原道念音頭」のデジタル化を一旦完了させたころ、酒がまわってきて、そのまますとんと眠った。
by kotoba1e | 2009-02-13 09:15 | 喉歌入門記
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