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次世代へつなぐ南丹地域文化フォーラム

■1月31日(土)
 南丹市国際交流会館で開催された「次世代へつなぐ南丹地域文化フォーラム」にパネラーとして参加した。テーマは、「保津川筏流し復活への挑戦」。近年、南丹市域を中心とする桂川流域で、筏づくりの伝統を見直し、それを復元する試みが相次いでいる。筏はかつて、森と川と街をつなぐものであった。それは近代化の中で失われしまった流域の繋がりのシンボルでもある。それが、今、京北、日吉、八木、亀岡といったところで、見直され市民による復元が行われているのである。
 今回は亀岡市文化資料館の黒川孝宏館長のプロデュースにより、その関係者が集い、語り合ったのであった。この日の登壇者は以下のとおり。
酒井昭男さん(元筏士・亀岡市保津町)
上田潔さん(元筏士・亀岡市保津町)
栗山季夫さん(元筏士・右京区京北町)
さとうひさゑさん(天若湖アートプロジェクト/NPO法人アート・プランまぜまぜ)
河原林洋さん(保津川遊船船頭/NPO法人プロジェクト保津川) 
佐藤廣厚さん (南丹森のエコミュージアム)
西村明弘さん(京都学園大学歴史民俗研究会)
青木勇さん(アオキカヌーワクス)
用澤修さん(NPO法人森林・環境ネットワーク)
亀岡市立保津小学校6年生のみなさん
下村泰史(桂川流域ネットワーク/京都造形芸術大学)

 2003年以来、桂川流域ネットワークを中心に地道に行われてきた流域連携活動が、天若湖アートプロジェクトに繋がり、さらにそこから筏復活という展開を見せつつある。途切れてしまった上下流の関わりが、市民によって新しく繋がれつつあるのであった。
 大勢の登壇者がいたにも関わらず、いい感じでそれぞれの言葉が出てくる。司会者である黒川館長の腕前であろう。3名の元筏師のみなさんは、みな80歳を越えているが元気そのもの。これからの筏への夢を熱く語られるのであった。
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このフォーラムは、南丹地域の一大文化イベントである、「南丹文化ジョイントプログラム2008」の一環として行われたもので、他にさまざまな伝統文化のワークショップや子どもの美術作品の展示、いろいろな作業所の作品の展示販売等が行われていた。子どもの絵はやはり面白い。天若湖に沈むはずだった大きな桜の材を用いたペン立てが売られていた。「大きな桜だったんです」といいうお話を伺ううちに、その桜が生きていることの風景が見えてくるように思った。

 会がはねた後、さとうひさゑさん、加藤わこさんとスプリングス日吉へ。売店でローカルな演歌スター、「木戸たつよし」さんのCDを購入した。面構えに惚れました。
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帰って聴いたら、顔に似合わず(失礼!)淡白な味わいであった。
by kotoba1e | 2009-02-04 01:32 | まち・地域・場所
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