<   2010年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

「次代へ繋ぐこと」についての聴講2件

■10月25日(月)
 「梅小路公園の未来を考える会」による第3回シンポジウムに行く。テーマは環境教育。この時期になぜこのテーマでやるのかは、いまひとつシンポジウムのコンセプトとしてはわからないところもある。
 講師は2名だったが、第2部の内藤正明先生のお話しが面白かった。今の一見エコのように見える取組み、特に行政と企業が先導しているような取組みは、ほとんど意味がないとのことだった。ただ、近い将来、この石油文明からの転換を強いられるときが必ず来る。その時には今途絶えようとしているローカルな技術が絶対必要になる。琵琶湖の舟だって、今は文化遺産としての意味しかないが、そうではなくなる時が来るから、今伝える必要がある、とのお話しもあった。この観点から、自分のやっていることを見直してみたいと思った。

■10月26日(火)
 研究助成等の打合せで、中塚智子先生を訪ねて滋賀大学へ。打ち合わせ後、イタリア発のwebを用いた記憶継承プロジェクト「MEMORO」についての、冨田尚子さんの特別講義を聴いた。
 プロジェクト自体もとても興味あるところだが、ここまでの道を見出してきた冨田さんご自身のエピソードと、その語りには、動かされるところがあった。学生たちも相当刺激されたようだった。

 一般論を超えたところで伝わっていく言葉というのはどういうものなのか、考えさせられた2件の講義だった。内容そのものも伝えていくことに関わるものだったけれど、お二人のお話しの「直接性」はどこから生まれてきたものだったのか。
[PR]
by kotoba1e | 2010-10-27 09:29 | ことばと表現

第3回「いい川・いい川づくりワークショップ」

■10月23日(土)、24日(日)
 この週末には、行きたい行事が目白押しだった。「一日中水を語る日(カッパ研究会)」「保津川筏復活プロジェクト(京筏組)」「1000人で音楽をする日(千里文化財団)」「音の糸(音遊びの会)」「亀岡祭」・・・。その全てを我慢して、行ってきたのがこれ、「第3回 いい川・いい川づくりワークショップ」であった。関わっている「天若湖アートプロジェクト」が、それに参加したからである。
 「いい川・いい川づくりワークショップ」は、前身の「川の日ワークショップ」から数えると、13回目になるという歴史のあるイベント。日本全国の川関係のプロジェクトがプレゼンテーションされ、それについて議論する。結果として表彰というのはあるけれど、吟味の過程を通してそれぞれの良さを共有し、気付きを得て持ち帰ろうというもの。官庁から丸投げされた偉い人が選んで、一方的に表彰されるというのとは全く異なる。市民による自主運営によるワークショップである。
 こうしたところで発表するのは初めてなので、おそるおそるの参加だったのだが、思わぬ好評を得て、なんと準グランプリをいただいた(参加団体は32団体)。ちなみに僅差でグランプリとなったのは、同じ近畿の大和川市民ネットワーク。おめでとうございます。
 ありがたいことである。アートプロジェクトの方でも水環境の方でも、似たタイプのイベントがあまりないこともあって、これまでの6年間には時々だけれども心細くなることもあった。今回の受賞は励みになるものだ。受賞もだけれど、参加された多くの方から、直接声をかけていただいたのがうれしかった。懐かしい人との再会もあった。
 議論の進め方にも学ぶところが多かった。川と水の世界には、命に関わるシリアスで総合的な問題を、いろいろな人々を巻き込んで議論する中で鍛え上げられてきた、議論の方法論というものがあるようだ。これも持ち帰って参考にしたいところだ。
 いろいろ我慢して行った東京だったが、行ってよかった。

 帰ってきての京都駅、消息不明となっていたW田君とばったり。いつもふらふらしていて心配していたのだが、なんと森の仕事に携わっているという。よかった。

 おめでたいことの続く一日であった。
[PR]
by kotoba1e | 2010-10-25 01:36 | まち・地域・場所

歩き酒会

10月21日(木)夕方は、詩人山猫さん提唱による歩き酒会であった。あいにくの曇り空で月を愛でながらの吉田山逍遥という訳にはいかなかったが、なごやかな良い会であった。
[PR]
by kotoba1e | 2010-10-22 11:12 | 日々のあれこれ

ねぶた以降

最近全然アップしてなかった。
どういう訳か、ブログを書く時間がなかったのだ。忙しいのは忙しかったのだけれど、もっとバカなことにも時間を使った。フログ用の時間が、欠落していたという感じ。なんだろう。

ねぶたの解体が9月の20日台だった。ほぼ一月前だ。その後のことを思いだしてみる。

■9月28日(火)
 この日は、天若湖アートプロジェクトの学生チームの最終ミーティングがあった。それぞれのレポートを読み合った。今年はどれだけのことを学んでくれたか不安だったが、レポートにはそれぞれの気づきがあり、また気付かされるところがあった。一冊の本にまとまったレポートを読んで、今年の天若湖アートプロジェクトがようやく決着したような気がした。
 その後、ぐるぐるかふぇの12周年記念パーティへ。大変な賑わいだった。僕より古い常連さんが、遠くから来ていたりした。楽しかった。楽しかったが、飲み過ぎた。とても恥ずかしいことをしたようだ。ごめんなさい。反省。

■9月29日(水)
 この日の晩は「まぜまぜサロン」。NPO法人アート・プランまぜまぜの、公開勉強会である。この日のゲストはキョートット出版の小川恭平さん。「アート・労働・本づくり」というテーマでのお話。まぜまぜ理事長のさとうひさゑさんは、小川さんとは15年来のつきあいで、息の合ったやりとりが楽しかった。伝説の「きんぢはうす」事件。現在の「くびくびカフェ」。そして天若湖アートプロジェクトの本のこと。
 最近は仲間内の会になってしまっていた感もあった「まぜまぜサロン」だったが、この日は広報に力を入れた甲斐もあって、初めて見る人が何人も来られていた。まぜまぜメンバーとしても、少し初心を思いだすことができた会だった。

■9月30日(木)
 この頃からレポートの添削に忙殺。

■10月2日(土)
 終日院の研究発表。白河総合支援学校の地域感謝祭には行けず。

■10月3日(日)
 T高中の文化祭へ。息子のブラスバンドの演奏を聴きに行ったのだった。親バカ。まっとうな演奏。他の展示等もいろいろ見て帰ろうと思ったら、昇降口でサプライズのセッション。ブラスバンドによるディープ・パープルのメドレーにびっくり。バーン、ハイウェイ・スター、スモーク・オン・ザ・ウォーター・・・今の中学生、知ってやってるのかな。まあ、親御さんは大喜びである。
 でも、ディープ・パープルって、いいバンドだったんだなあ、思う今日この頃である。

■10月5(火)、6日(水)
 法然院で音のスクーリング。オーディオの哲人寺村幸司さんとのコラボレーション。3年くらいやってきて、だいぶこなれてきた。今回は寺村さんのオーディオのセッティングが大きく変わって、音の物質性や触覚性が強調され、ふつうの意味での「いい音」とは随分違うものになっていた。それに対する学生の反応が面白かった。

■10月8日(金)
 ビバラムジカの「新月祭」に参戦。くじをひきあった客同士が、その場でセッションしなければならないというゲームである。誘っていた人がみなキャンセルになってしまったので、一人で立ち向かった。全く知らない人といきなりセッションである。口琴とボイスで闘ったのだった。まあ面白かったかな。
 その後、ぐるぐるかふぇへ。ぐるぐるのオーツキさんが、みっちゃんの誕生日を祝してケーキを用意しているらしいというので、ご相伴に預かりに行ったのであった。果たしてみっちゃんはカウンターでとぐろを巻いているようだったので、闖入。来合わせていた能楽の先生も、ちょうどその日息子さんが生まれたといっていた。おめでたく終わる一日。

■10月10日(日)
 天若湖アートプロジェクトで通っている日吉町の伝統行事、「田原のカッコスリ」の日であることが判明。朝から飛んでいった。中世の風流囃子ものの面影を伝える行事だそう。一番大事な多治神社でのお囃子と踊りはみられなかったけれど、パレードとお旅所での演舞は見ることができた。
 飛んで帰って午後4時過ぎ。家族で自転車に乗って大原へ向かう。突発的に家族旅行をすることになったのだ。自転車に乗ること1時間弱。すすけた旅館で、知らなかった名物「味噌鍋」をいただく。

■10月11日(月)体育の日
 自転車で大原巡り。音無滝まで行って、日本倍音の起源に思いを馳せた。まず普段行かない上野集落の棚田へ行った。浄楽堂前の杉の巨木に打たれる。それから三千院周辺と音無の滝。音無滝は、某上人が声明の練習をしたという所。声と滝の音が調和して滝の音が消えたという。神秘に思うかも知れないが、倍音学徒にとっては、ありそうだな、と思われる伝承だ。ここでホーメイをしてみたい、という気持ちに駆られる。それから初めて勝林院に入った。法然上人が旧仏教と問答をしたというスタジオである。法然上人がいいことをいうと、阿弥陀様が光りを放って「法然上人の勝ち!」を顕したそうである。クイズ番組の原型をみる思い。それから寂光院周辺へ行き、大原温泉に浸かり、味噌味のアイスクリームを食して帰った。満喫。

■10月12日(火)
 会議。準備不足でいろいろご迷惑をお掛けする。この後数日、来年の計画を立てることに忙殺。

■10月16日(土)
 下鴨神社で「利酒会」。ホーメイ仲間のW田さんと行く。昼前にはすっかりいい気分になってしまう。いい気分になったところで、糺の森で倍音リハーサル。翌日のライブに参加してもらうことになったのだ。その後職場に出て少し仕事をしたが、いい気分であることがばれないよう、渋面を作って仕事に臨んだ。

■10月17日(日)
 S藤さん、W田さんと、京北町での「森のおむすびマーケット」へ。ムビラのチョコリンガーズのフロント・アクトをやらせてもらう。ムビラすごいなー。本番の出来はいまいちだったが、その後の倍音が止まらなかった。8時間くらいは連続演奏していたのではないか。よだれを垂らす者(全員)、血潮を吹き上げても口琴の演奏をやめないもの(S藤さん)、喉の痛みに耐えきれずに白い粉を摂取する者(わたくし)など、阿鼻叫喚の倍音天国図会。最後には透徹した響きが生まれていた。その後しばらくは、声や自然音の中に、倍音の響きをひとつひとつ見つけてしまう日が続く。

■10月18日(月)
 午前中は白河総合支援学校の運営委員会。午後は事務作業を進めたあと、職場の総会へ。

■10月19日(火)
 次年度の計画が一段落し、ぐるぐるへ。ちょっと一杯のつもりが、相当いってしまったようで、かなり飲んでしまった。家に帰ってからの記憶が曖昧だが、どうやら靴を磨いて直したらしい。朝靴がきれいになっていたので思いだした。

■10月20日(水)
 前日痛飲の割には、早く爽やかに目覚める。ゴキブリの音に耳を刺激され、4時半である。
 その後、土日の「いい川・いい川づくりワークショップ」に使うパネルを出力。それから銀行。桂川/天若湖関係の銀行届出印の諸般の事情で改印した。その後ひとまち交流館に移動し、桂川流域ネットワークのミーティングに参加。来月14日のイベントの中身を精査、チラシをつくった。
[PR]
by kotoba1e | 2010-10-21 00:23 | 日々のあれこれ