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近況

■5月21日(金)
 午前中、呆然としてすごす。午後、いろいろあった気もするが思いだせない。
 夜、京都三条ラジオカフェへ、「2025年の京都」交流会へ。水族館関係の発言がもとで誘っていただいたのだった。平均年齢30歳くらいということで、若々しい大人の人々があつまったという感じ。みんななにかひとことありそうなおもしろそうな人々であった。西方神仏混交ぶろぐの若き僧侶、M輪さんとも「あれー」とか言って出くわした。京都は、人のつながりがただ拡散していくのではなくて、知ってる人がいろいろハブ的に入ったつながりが広がっていくのが面白い。「あ、その人よく知ってますよお」というような話が、あちこちで出ていたのだろう。 天若湖アートプロジェクトをまわして今年の宣伝をしたら、それに関わっていた美大生K波さんの、高校時代からのつきあいのお友だちも来られたりしていた。今年は必ず見にきて下さいね、という話しをした。その後場所を移して盛り上がったが、明日のことを考え早々に辞去。

■5月22日(土)
 昼から、NPO法人近畿水の塾の総会へ。最近あまり行けていないが、この会からは本当に多くのことを学んだ。理事長の福廣さん、病気をされてこの日が社会復帰一日目、ということだったが「医者からもうこれの許可は出とるんや」とお猪口を飲み干す仕草。安心しました。今日の懇親会に行けないのが残念ですが・・・。中村文明さんの多摩川源流についての後援、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にし、近所のモスバーガーでNPO法人アート・プランまぜまぜの事業報告書の作成にいそしむ。総会は明日。
 夕方、京都のひとまち交流館でまぜまぜのさとう理事長と合流。総会資料の詳細を詰める。なんとか間に合った感じ。
 Macbook Pro 15.4inchが届いていた。

■5月23日(日)
 京都造形芸術大学のプロジェクトメンバーを連れて、天若湖と日吉ダムのフィールド見学へ。天気が心配だったが、やはり歩いていても飛ばされるような風になっていた。この日は日吉ダム周辺のいろいろな施設で、JC(青年会議所)の行事が行われていたらしく、背広を来た若めの人々がばうばうと練り歩いていた。だが屋外行事はさすがに中止らしく、「府民の森ひよし」の芝生広場に建設されていた舞台やテントは、あちこちで膝を折って、いまにも崩れ落ちそうになっていた。多くの人が走り回っては、仮説資材をはげましたり、ばらしたりしていたようだった。雨がそんなに強かった訳ではないが、吹き寄せられることでどれだ消耗するか、学習した思い。
 この夕方から、NPO法人アート・プランまぜまぜの総会。打ち上げに行って財布が空であることに気付く。どうやって家に帰ったかは定かでない。

■5月24(月)
 マンデープロジェクトと呼ばれる、一日使ってのワークショップ授業。教室全体を模造紙で被って白い世界(!)をつくり、そこに落書きを繰り広げるというもの。学生より自分が熱中した。アシスタントのS河邉くんの采配の妙もあって、えらくスムーズに進んだ。ありがたいことである。
 授業が終わってから、ビオトープネットワークのK和泉さんと密談。水族館計画について。26日の同会の総会のことを教えていただいた。そこでの話題提供を画策。

■5月25日(火)
 朝から6月14日(月)の課題「キープ・ザ・ドローン」について打合せ。アシスタントのS河邉くん、美術家の卵でベーシストのN塚さんとの3人。実際の音を出してのリハーサルも。S河邉くん、口琴の筋いい!
 その後、毎週火曜日の昼休みに精華大学の池まわりで、倍音(特に口琴?)を練習している人々がいるらしいとのことで、N塚さんと現地に行ってみた。現場ではよくわからないバンドが大音響を出しており、口琴をはじいてかそけき音を出している人の影はなかった。精華大学の学生達の熱気には、少々気圧された。元気だなあ。
 その後大学に戻り、添削系の課題を数件。
 夕方18:00からは、プロジェクトセンターの学生たちと、天若湖アートプロジェクトの湖面に灯す灯りの設計について打合せをした。みな「光の表情」に関心をもってくれていることがわかった。一皮むけた「あかり」になるかも。
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by kotoba1e | 2010-05-26 01:19 | 日々のあれこれ

近況

■5月16日(日)
 伏見区で行われた草津港鱧海道まつりへ。桂川の羽束師の辺は、かつて大阪湾から舟で運ばれてきた鱧が陸揚げされる港だったという。今はその面影もないけれど、そのことを思いだして川に関心をもってもらおうということで行われたイベント。知り合いもいろいろ参加しているので見に行ったのであった。
 地元の中学校高校のブラスバンドあり、もちつきあり露天あり。鱧をおろす実演ショーがあって、一切れ湯引きしたやつをいただいた。梨のような香りがあってびっくり。みそ汁の出汁にするといいよということで、頭を一ついただいた。細面のうつぼといった感じか。
 摂南大学チームのEボートにも乗せてもらった。水面に出るのは気持ちいいものだ。
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 いろいろな人と再会したり出会ったり。明るいテントの幕の中だと、夜の会議室とちがった感じで話しが動くから面白い。川辺という場所でのコミュニケーションについて一瞬考えたりした。

■5月17日(月)
 天候不順によって延期になっていた、比叡山登山を実施。30人中一人の落伍者も出なかったのはよかった。健脚たちとの下見のときと、結局あまり変わらないペースで登りきってしまった。小股のナンバ歩きを試みたところ、ものすごく楽に上ることができたのも発見。
 前回とはちがうツツジが咲き乱れていた。極楽。美しく見えるここにも、木の間を見ると空き瓶が沢山落ちていたので、みんなで集めて鑑賞した。古い瓶が語る比叡山観光史。
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 大学に戻ってから、いろいろ打合せ。ワークショップ助手のS河邉君と、コカコーラ×メントスの実験を試みたが、思ったような噴射はみられず。シャボン液をまぜたらいいもの見られるのではないかと思ったのだったが・・・。

■5月18日(火)
 京都市の道路明示課に、焼いていただいた道路現況図(1/500)を受取りに行った。大縮尺の都市図でなにかと便利である。今回は梅小路公園の模型を作ってやろうと思い、その資料として入手した。道路については最新の測量成果が活かされている(ような)のだが、街区内の情報は更新されていないのが玉に傷。公園内部の地形植生についても詳細な図面がほしいところ。
 夕方からは天若湖アートプロジェクトに志願した学内チームの学生たちとミーティング。映画「阿賀に生きる」と「柳川堀割物語」を紹介。後者を視聴した。

■5月19日(水)
 午前中は梅小路公園についてあれこれ。ブログに書き込んだりした。
 昼一職場で一件会議。課題は次回送りということであっというまに終わる。
 その後は白川総合支援学校エデュトープ会議へ。今年度の第1回ミーティング。学校の先生方の顔ぶれにも、少しだけ変化が。今年の工事はウッドデッキになりそう。どういう構造にするか、みんなで頭をひねった。この場所の活かし方も課題。
 会議も終わり日が暮れてから、「ひとまち交流館京都」に直行。桂川流域ネットワークの定例会である。この日は京都府河川課の方をお招きして、府の河川整備計画のプロセスについてお話を伺った。
 紀要原稿には手をつけられず・・・。
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■5月20日(木)
 朝一番から一日かけて、天若湖アートプロジェクトの関係機関に挨拶回り。さとう新実行委員長と走り回った。6年目になるとさすがに浸透してきていて、どこも好意的に遇して下さった。ありがたいことである。
 夕方からは、同プロジェクトの実行委員会。この一月間の部会報告と出てきた課題について。結構いい感じで動いているが、企画部門のマンパワー不足も見えてきた。
 帰って飲んだら、バタンキュー。このエントリ更新中に寝ていたようだ。
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by kotoba1e | 2010-05-20 23:40 | 日々のあれこれ

梅小路公園再整備プロセスを見つめ創る多様な市民の会(2)

 前エントリ 「梅小路公園再整備プロセスを見つめ創る多様な市民の会」については、本ブログコメント欄、twitterのDM、直接の電子メール等で、多くの方からご賛同あるいは応援のメッセージをいただきました。
 まずはこの場にて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

 これからどのように動かしていくかは思案中ですが、コンセプトについて前回うまく書けなかったところを簡潔に書いておこうと思います。

水族展示施設の建設を前提とする


今までの反対運動と最も異なる点です。
この京都の地にふさわしい、この「いのちの森」を擁する梅小路公園にふさわしい水族展示とワークショップの内容を構想します。森本幸裕元検討委員長(京都大学教授)が提唱する「森川里海連環」のコンセプトを軸に、実際のフィールドをつなぐ人的・ソフト的なネットワークが生きるものを考えたいと思います。
現実的には、ハードウェア的には建築工事及びその内装・展示施設工事の変更設計で対応可能なものに限られるかもしれませんが、スピード感のある提案をしていきたいと思います。

公園全体について考える


オリックス不動産による水族館計画に注目が集まりがちですが、京都市側の公園計画にも駐車場問題を含め課題が山積しています。こういった点についても考えていきたいと思います。

先行的な連携と提案


おそらく事業者は、この後市内の学校や市民団体に対して、ワークショップ企画等についての連携を求めてくるはずです。先の第2回地元説明会においても、市より「市民向けのシンポジウムの開催を考えている」旨の発言がありました。こうした事業者側ペースの「普及啓発」の動きに個別に乗ったのでは、これまでの経過をなし崩し的に是認したことになってしまいます。先んじてフィールド間の人的ネットワークをつくり、市民側が自律して動くことが大事だと考えます。

流域の観点


京都の自然環境は「京都市」内だけでは語れません。琵琶湖淀川水系、あるいはその支流である桂川、宇治川といった河川の流域を環境の単位としてとらえ、そこでの自然環境保全と環境教育に携わる人々をつなぐことなくして、「森川里海連環」はありえません。巨椋池や亀岡市など、市外の重要なフィールドとの関わりの場をつくります。

オープンなプラットフォーム


前エントリに記した「3つの原則・7つのルール」を活かし、いろいろな属性、いろいろな所属の方が参加できる議論の場を創りたいと思っています。前記の流域レベル、京都市外のフィールドや人々が関わる場づくりも、市のリーダーシップでは恐らく実現できないものです。また、京都市職員やオリックス不動産、あるいは新江ノ島水族館の技術チーム等の参加も、歓迎したいと思っています。


会のイメージ


これについては、厳密な会則をつくって会員数で云々といった会にはしたくないなあと思っています。運営側は小回りが利く形で、ひとつひとつの場は関心のある人がフリーに参加できることが大事かと思います(議論のルールは守っていただきますが)。
グループの名前については、考え中です。みなさんからのご提案もお待ちしています。
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by kotoba1e | 2010-05-19 12:00 | 梅小路水族館をめぐって

梅小路公園再整備プロセスを見つめ創る多様な市民の会

梅小路公園再整備プロセスを見つめ創る多様な市民の会(仮称)設立のよびかけ

 昨日5月14日、京都市がオリックス不動産による梅小路公園への水族館建設に許可を出したという報道があった。その際、かつてその計画の妥当性について審議し、「条件を付して妥当」という答申を行った審議委員会の委員にも意見を求めたという。
 報じられているところでは、委員からも現計画について相当苦言が呈されたときく。このブログでも論じた七条入口広場の駐車場問題、京都のローカルな環境についてほとんど理解しているとは思えない水族館の展示計画など、相当な批判があったようだ。15日の京都新聞には、かつて委員会の長をつとめた森本幸裕京都大学教授の辛辣な意見が掲載された。
 しかし、審査権者である京都市は、この水族館の建設に許可を出した。市はこれまで、委員会によって求められていた市民意見の反映のための機会づくりもせず、オリックス不動産の計画の擁護にまわる形で、市民に対しては一方的な説明に終始してきた。また、オリックス不動産に課すことになるであろう土地使用料についても、条例に記載されていないような例外的に廉価なものにするという。今回の「許可」は、こうした市の一貫した態度の総仕上げとも言えるものであった。

 水族館建設に始まる梅小路公園再整備計画は、新しい局面に入った。しかし、委員の間にも現計画に対する異論や批判があることが明らかになった今、事業者である市とオリックスの恣意によって計画が進められてはならないだろう。密室でことが運ばぬよう、市民が常に監視し続け、それについて評価を行っていく必要がある。
 事業者側は、委員の指摘を受けて、一定の見直しを行うかもしれない。また、エクスキューズとして市民意見の聴取や、水族館のワークショップ運営のための(申し訳程度のものかもしれないが)、外部団体との連携を模索し始めるだろう。
 このプロセスを、事業者側のイニシアチブのもとで行わせてはならない。市民側が自律し、先行的にオルタナティブを提示し続けられるような体制をつくって行くべきだ。

 これまでこの問題について、根気よく問題点を洗い出し議論してきた方々には敬意を表したい。しかし、プラカードを掲げてただ反対を叫び、中止を求めるようなタイプの反対運動は、今後はもう有効ではないだろう。誰かが生活の場を奪われたりするようなレベルの深刻な問題が存在しないこの事案では、そうした運動は工事差し止めを求めるほどのリアリティを持ちえないように思われる。本当に必要なことは、別のところにある。

 なすべきことは、この梅小路公園の再整備に際して、(1)計画過程に透明性と民主性を呼び戻すこと、(2)その過程を通じ、今後の民間事業者の公園施設の設置運営のあり方について、一定のモデルを構築すること、そして最も大事なこととして、(3)梅小路公園を、地元の住民にも京都市民にも外部からの来訪者にも納得できる、よりよい公園とすることだ。

 そのためには市とオリックス不動産、場合によっては参考人として審議委員会委員も交えることになるであろう、今後の協議の場に対して影響力を持ち得るような、実践的な計画能力のある組織を立ち上げることが必要である。これまで梅小路公園の動向を見守ってきた多くの市民、梅小路に生まれうる環境保全と環境学習の拠点と連携するサテライト(まずは巨椋池とアユモドキが生息する亀岡市の曽我谷川であろうか)を支えるグループ、具体的な空間を構想する力を持つランドスケープデザイナー、そして良心に基づいて個人の資格で参加する公務員等、多様な人々によるフラットな議論によってのみ、そうした活動は可能になるだろう。あくまでコミュニケーションによって創造的に合意を作り出していくことによって、梅小路公園の計画に高度な公共性を付与していきたいと考える。

 そのために、永年水と水辺環境をめぐるシリアスなやりとりの中で鍛えられてきた、「3つの原則、7つルール(原典:みずとみどり研究会)」(※)を、基本的な約束事として位置づけ、「つるしあげ」のない、セクターを超えた率直かつ創造的な議論が行われる場を設けたい。

 以上、このブログに掲載するために一息に書いた。これまでの経過のまとめ等、不備なところも多いが、これをもって、これまでのプロセスを適切に批判し、梅小路公園のこれからを「見つめ創る」新しいグループの立ち上げへの広範な呼びかけとしたい。(この項、随時改稿します)



 このよびかけの趣旨にご賛同いただける方は、このエントリーにコメントをいただくか、kotoba1e★mac.com まで、メールをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
 ご賛同下さった方のご氏名、ご所属につきましては、ご本人が本ブログコメント欄にて名乗られる場合を除き、会の正式な立ち上げまでは公開いたしません。立ち上げ時点で、お一人一人とその取り扱いについて協議させていただくことといたします。

 なお、会の名称につきましても、よりよいものを募集中です。よろしくお願い申し上げます。



(※)3つの原則と7つのルール
3つの原則
・自由な発言、
・徹底した論議、
・合意の形成、
7つのルール
・参加者は自由な一市民として発言する、
・参加者個人の見解は所属団体の公式見解としない、
・特定個人・団体のつるしあげは行わない、
・議論はフェアプレイの精神で行う、
・議論を進めるに当たっては、実証的なデータを尊重する、
・問題の所在を明確にした上で、合意をめざす、
・現在係争中の問題は、客観的な立場で事例として扱う
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by kotoba1e | 2010-05-16 02:38 | 梅小路水族館をめぐって