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大戸川〜北海道

■4月29日
 日中は淀川愛好会主催、桂川流域ネットワーク共催の「大戸川見聞」へ。昨年は国土交通省 vs 淀川水系流域委員会の論争の中心となった、大戸川ダムの現場を見に行った。
 大戸川ダムは、さんざん論争のネタとなったが、国土交通省側は、知事の意見書を受けて、「当面凍結」を表明した。書面上「凍結」とは書かれていないではないか、という疑義も宮本前委員長から提示されたようだが、「凍結だ」という明言がその後あったようである。なんだかよくわからないが、ひとまず落ち着いたということなのだろうか・・・。
 移転した方々が暮らす集落の資料館を見、今の集落の姿(新名神の残土が積み上げられていた!)を見、それからダムが計画されている(た?)現場へ行って、そこで昼食をいただき、今に残された風光を満喫した。今回の会は中立的な立場でのツアーであったので、大戸川ダム工事事務所の皆さんが同行、随所で説明して下さった。ありがとうございました。
 そしてなにより摂南大学澤井ゼミのみんなの活躍が素晴らしかった。おかげで、今の大戸川の環境を全身で感じることができました。ありがとう。
 お得意のEボートで、みんなを水上に連れ出してくれた。そしてバーベキューも美味しかった。いろんな人といろんな話ができたのが、なによりもよかった。久しぶりに会う近畿水の塾の面々。卒業生のワダくん。天若本にも寄稿して下さっている素晴らしいエッセイストの加藤わこさん(と和太郎くん)・・・。

 大戸川から18:00前に家にたどりつき、今度は自転車で祇園の「鍵屋」へ。アイヌの伝統を伝える床絵美さんのウポポとトンコリ、長根あきさんのムックリのライブがあったのである。アイヌマニアである長男(中1)を含む家族全員で急行。
 町家の2階でのライブには、多くの聴衆が集まっていた。生で聴くウポポの輪唱は、CDで聴くのとはまったく違った親しみと立体感があった。そしてそれはその場限りの経験であることが、尊く思われた。長根さんのムックリは相変わらず驚かされる。床さんのムックリはまた全然違う表情と表現であった。まさに音は人なり、と感じさせられた晩であった。

 充実した一日であった。仕事は進まなかったけれど。
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by kotoba1e | 2009-04-29 23:45 | まち・地域・場所

いろいろですいろいろ

 前回のエントリが4月4日ということだから、ずいぶん間が空いてしまった。
 何もなかったのではなくて、いろんなことがあって書く間がなかったというところ。
 どれもそれなりに味のある、書くに足るものではあったけれど、賞味期限は切れてしまったなあ。

 まずいろんな卒業式と入学式があった。子どものと職場のと・・・。どれも感慨深いものであったが、既に記憶の中ではディテイルがぼやけてきている。

 人前での演奏もいくつかあった。権座の会への飛び入り、高瀬川さくら祭りでのワークショップ・・・。少々マンネリ化してきたかな。新風が欲しいところだが、そのヒントは随所にあるように思う。なにより、今度参加するワタラセアートプロジェクトの芝居音楽の場を、活かしたいと思う。

 天若湖関連の仕事も随時動いている。昨年から続いている本づくりは佳境が高原状態で続いている。そこへ九年度の清算事務が入ったり、新年度の計画事務が入ったりとどたばたが続く。初回の実行委員会も開催した。今年も、いいものにしたい。流域の大学の参加も増え、少し手応えも感じている。楽しみだ。

 アサヒアートフェスティバルの縁で、滋賀のたいまつの祭りにも行った。目的としていた神社とは別のところに行ってしまったのだが、大変よいものを見せていただいたので、結果オーライということで。これについては記事を改めて紹介したい。

 大原地区との関わりも進展があった。まだ地元の届けられていないが、学生達のアイディアをまとめた冊子ができた。正誤表をつけて地元に配布しなくては。それと、大原道念音頭の採譜を一定レベルで済まして、届けた。これを活かしたワークショップの計画を思いついた。

 新年度の授業が始まった。今年はひさしぶりに一年生の授業も担当している。通信教育もいいけれど、これから変わっていく若い人たちと働くのは、とても新鮮だ。ずいぶん時間的にはいそがしいけれど、生活にリズムも生まれたようだ。悪くないと思う。

 腹の経つこともあった(それ自体は誤解も解け、数日で解決した)のだが、立腹が保たなくなってきたのは驚いた。いつのまにか別のことを考えて、怒りがどこかにいってしまうのである。これは怒り続ける体力が失われてきたということなのだろうか? 楽に生きるという上ではいいことなのに違いないが、革命には向かない性格になってきたようだ・・・。

 新しい詩誌にも参加することになった。窪ワタルさんのグループである。どうなることやら、という感じがうれしい。tab 15号が届いた。いろいろ書き手は変わっているようだが、初期からの書き手の脱落者は自分だけだということが分かった。ちょっと悲しい気もする。詩誌としては、この数号で少し変わったかもしれない。
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by kotoba1e | 2009-04-21 23:23 | 日々のあれこれ

権座

 近江八幡で地域フロデュースに取り組んでいる「ひょうたんからKO-MA」のお誘いで、新しいお酒「権座」の試飲に伺った。天若湖からは、瓜生山オーバートーン・アンサンブル、Baffa Marariaでも活躍のナカツカさんにご同行いただいた。
 「ひょうたんからKO-MA」のフジタさんとは、昨年末の大枝アートプロジェクトの忘年会以来のお知り合いであるが、先のアサヒ・アート・フェスティバル2009でもご一緒させていただいた。
 「権座」は、琵琶湖の内湖の一つ「西の湖」に浮かぶ離れ小島で作られる酒米(出来過ぎのような気もするが、「渡船6号」という米なのだそうだ)から作られる。
 もうこんなところでの耕作はしんどい、という話しが出るのは、たぶん当たり前なのだろう。そこをなんとか活かそう、「酒造り」をしてみよう、と地域が一体になって動いてできた、というのは、たぶん当たり前ではない、この場所ならではの解決だったのだと思う。そしてその賜物が、この「権座」なのだ。
 AAF関係の人(加藤種男さん、隠岐で活動している岡田さん、大枝のヒロさん、ミズグチさん、関東の船橋からは下山さん)も大勢来られていたが、地元側にはいわゆる「アートっぽさ」がほとんど感じられないのが痛快である。いただいた川魚も美味しく、なによりも「権座」が、これまで飲んできた中でも最高クラスのイイ酒に仕上がっていて、ここにはちょっとした「アーティスト」の思いつきくらいでは到底到達できない、その地域ならでは「アート」が間違いなくあるものだった。その風土における技、というもの。今の都市の市民社会の中では見えにくくなってしまうアートが、ここに息づいているのを感じた。
 試飲会で配られたパンフレット等でも強調されていたように、この美酒の味は、この白王の風景が生み出したもの。その尊さを存分にいただいた。そして、同じく風土への思いを「目に見える形」にしたいと思っている私たち(=「天若湖アートプロジェクト」の仲間たち)にとっても、示唆されるところ大であった。
 帰りには、当然だが琵琶湖の恵みとそのお酒をもとめた。今もそれを味わいながら、これを打ち込んでいる所である。
 今年の天若湖は、いろんなつながりの中で実現できそうな気がしている。楽しみだ。
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by kotoba1e | 2009-04-04 00:30 | まち・地域・場所

まくらちゃん

三角まくらさんから、「まくらちゃん人形」について問い合わせをいただきました。
これは作家さんの作品ですのでここで紹介することは控えますが、そのモデルになった実在まくらについてはご紹介できると思うので、ここでそのお姿を公開いたします。
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by kotoba1e | 2009-04-02 22:14 | 日々のあれこれ