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このごろ

■7月26日(土)
 ひとしきり資料を作ったあと、京都駅前の「キャンパスプラザ京都」で開催される「FDセミナー」を聴きに行く。その後寄るところもあったので、自転車で鴨川を下ったのだが、この日の暑さは異常だった。外に出るのをみな恐れてか、休日はいつも賑わっているこの側も閑散としていた。夢の中の風景のようである。
 「FD」とは、Faculty Developmentの略で、学校における授業というか学びというかそういうものを改善していく組織的な取り組みのことをいうらしい。これが義務化されたということがあって、大学の先生も研究第一教育二の次という訳には行かなくなってきたのである。それでこういう講座に出て、いろいろ勉強しないといけないのである。セミナーは予想に反して(?)ためになる内容であった。みんな悩みはおんなじなのである。
 その後、京町家朗読会「言鳴」へ。今回の朗読メンバーは基本的に「常連さん」が多かった。そんな中で、初出場のさとうひさゑさんの朗読は新鮮だった。淡々とした読みが、テキストそのものを際立たせていた。詩的な発見のある小さな物語、といった作風も、音が時間の上を運ばれていく「朗読」の場では活きたと思った。
 それと、tabでご一緒させていただいていた石川和広さんが来てくださったのはうれしかった。私は谷川の詩を読んだが、あまりいいものにはならなかった。それからホーメイを披露した。こちらはなかなか気持ちよく鳴った。ボルバンナディルのキレが格別であった。だからいいのである。
 その後近所の焼き鳥屋で打ち上げ。結局1時くらいまでいたのだろうか。その間中、ホーメイを鳴らしていた。「持病みたいなもんですね」という石川さんの言葉に思わず納得。

■7月27日(日)
 この日も朝からキャンパスプラザ京都である。9時からNPO法人森林再生支援センターの理事会、10時半からは総会。午後は「かしこい植樹・かしこい市民」と題されたシンポジウムであった。
 このシンポジウムの司会をやったのだが、暑さで頭が半分くらい溶けているので往生した。昨日の酒が残っていなかったのがせめてもの救いだ。
 議論の役割分担や進め方などは一切決めなかったので、すべて即興でリズムを創り出さなくては鳴らない。緊張する仕事ではあるが、なんとか議論を引き出すことはできたと思う。
 結構な重労働で、反省会(?)を終えて帰るとまた真夜中であった。

■7月28日(月)
 地元こども会のラジオ体操当番、天若湖関係の事務、レポートの添削、会議、左京区の助成事業の交付式への出席、子どもの送り迎えなど、例によってどたばたの一日だったが、一番印象的だったのは、雨だった。
 ちょうど昼から始まった雨で、街が「じゅう」といって冷えた気がした。そのままいろんなものが静かになった。こういう晩は眠りを大事にしたいので、酒は飲まないことにした。その替わりにホッピー(ビアテイスト清涼飲料)を2本買ってきた。最近の「リキュール類(発泡性)」よりずっと爽やかで美味しいと思う。
 明日は朝から日吉行きだ。早く起きて資料をまとめよう。
by kotoba1e | 2008-07-28 22:15 | 日々のあれこれ
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