大学院研究発表会&森の喫茶店&等々力政彦ライブ

■5月17日(土)
 9:00から通信制大学院の研究発表会にゲスト参加。しっかり手順を踏んで研究に向かっている人が多く、感銘を受ける。
 18:00大学前にゼミ生のゲンとツルの2名と合流。屋根開き式のデミオで福井県の奥の里、上味見までひとっ飛び。ゼミの卒業生である、カワちゃんが地域のNPOに就職して頑張っているのだ。先輩の話を現場で聴きたい、ということで、簡単なゼミ旅行である。
 22:00前くらいに、NPO法人自然体験共学センターに到着。センターはかつての小学校を利用したもの。昭和30年代くらいまでは、全校で2〜300人の子どもがいたというが、今は村にはほとんど子どもはいない。村に子どもの姿があるのは、この共学センターが企画する自然体験イベントに、都市部から子どもがやってくるからなのだ。このセンターの活動は、地域のさまざまな活動に陽性の影響を与えているように思えた。
 23:00前くらいから家庭科室で一杯。理事長のツジさんからいろいろなお話をうかがった。途中から記憶なし。

■5月18日(日)
 今日はイベント「森の喫茶店」の日。小学校の裏の畑だったところにテントとテーブルを置いて、お客様をお迎えする。一緒に木工をしたりもするのだ。晴れ渡ってかなり暑くなったが、裏の森のツリーハウス(これも一昨年、カワちゃんが設計して子どもたちみんなで造ったものだ)は涼しい。森の喫茶店からツリーハウスに行くために渡る小川では、水辺の雑木の影で名も知らぬ小さな蝶が無数に舞っていた。準備にいそしむみんなに申し訳ないと思いつつ、ふらふらの頭でツリーハウスによじ上って、少しうつらうつらした。
 11:00くらいから親子連れがぼちぼち来始め、お昼頃には結構な賑わいになった。子どもたちは一生懸命のこぎりや小刀を使って、工作に集中していたようだ。喫茶店のテントの周りで、ごくテキトーに口琴&ホーメイのバスキング。口琴はユーモラスな音色もあって、子どもたちの興味をかなり引いたようだった。竪琴でひびきを楽しんだり、最初のプログラムにはなかった音楽遊びも始まった。
 13:00から1時間ほどかけて、ツジさんが村の各所を案内してくださった。風景と暮らしの関わりが少しずつしみ込んでくる感じがした。村が自分にとって少しだけ親しいものになったように思った。14:00辞去。17:00過ぎに京都に着いた。


 そのあと19:00から都心の堺町画廊で等々力政彦さんのトゥバ音楽のライブを聴いた。演奏の間のスライドショーとトークも極めて興味深いものだった。トゥバ共和国外に住むトゥバ人の言語と文化についてのフィールドワーク報告(等々力さんは東大東洋文化研究所に在籍する研究者でもあるのだ)であった。100年の間に3回も言語が変わっていった地域の逸話など、母語とナショナルアイデンティティについての幻想を打ち砕かれる思いがした。ライブには、ホーミーバーの主催者で「詩のボクシング」の有名朗読詩人でもある池上宣久さん、佛教大学の小野田先生、ホーミー&馬頭琴奏者の岡林立哉さんなど、斯界の著名人の姿も見られた。京都精華大学口琴部(!)の2人とも再会した。
 造形作家で楽器職人(エレキ馬頭琴!)のオカモトコージさんのご紹介で、ライブ後の晩餐会に混ぜていただいた。一昨日からの疲労のせいか、ビール1杯で朦朧としてしまった。判然としない心持ちのまま、日が変わる頃に帰宅。翌日も早い。
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by kotoba1e | 2008-05-20 11:31 | まち・地域・場所
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