4月に倍音S(バイオンズ)を聴きにいった下鴨のカフェ「Yugue(ユーゲ)」で、元倍音Sのホーメイプレイヤー岡山守治師のライブがあったので行ってきた。
バスドラも入り3人編成でにぎやかだった倍音Sとは打って変わってのソロである、デジタルディレイ等も使って音を重ねたりもしていたが、生音を邪魔するような電子音は使われず、その人の声そのものが強調されるセッティングだった。シャーマニズムに関心があるということで、聴く者の意識を飛ばしてしまうような演奏だった。ライブが終わることには、顔の筋肉はぐにゃぐにゃに緩んで白目を剥いてよだれをたらしていた。
モンゴルのホーミーとトゥバのスグットの技術論的な相違等についてもお話を伺うことができ、大変勉強になった。
「Yugue(ユーゲ)」の旦那はコーネリアスの小山田氏にそっくり。奥さんはショートヘアのかわいらしい人だった。来月29日にはまた倍音muAlien(尾引浩志×宇宙人おーちゃん)のライブがあるらしい。京都倍音界の新しい拠点になっていきそうだ。