藤井貞和講演・朗読会へ行く

 昨日22日は、衣笠の立命館まで藤井貞和氏の講演会・朗読会「詩と戦争」(主催:先端総合学術研究科公募研究会〈文学研究会〉)に行った。家の用事で遅れていったこともあり、講演会の話題には乗り遅れた感じ。配布物が充実していたので、それに目を通す方に気持ちが行ってしまったのもあったかもしれない。
 戦争の起源について、狩猟と短絡的に結びつけてはだめだ、そういう常識こそを疑うべきだ、ということを力説されていた。あと、詩が言語学によって語られないのは残念だという話しもされていた。藤井さんが研究者だということもあるのだと思うけれど、詩を書くということと、客観的な方法論を持つ事実学との架橋のようなものが求められているような気がした。それは最も困難な結合であるようにも、一方で思われた。
 朗読会は、なんだか可愛らしい感じ。行の跳躍は必ずしも呼吸の間ではなく、むしろころころと転がるように読まれた。これは氏の詩におけるある「すなおさ」ときれいに重なっているように思われた。
 会場では、「tab」でご一緒させていただいている石川和広さん、「言鳴」の窪ワタルさん、「紫陽花」の亰雜物さん、「歩き酒」のyamanekoさんらと一緒になった。
[PR]
by kotoba1e | 2007-12-23 23:14 | ことばと表現
<< 村の音楽会 三味線シンポジウムと広沢池 >>